炬燵の中でゲーム三昧

ゲームのプレイ雑記やあれこれ

DEATH STRANDING その2

 『DEATH STRANDING』、引き続き進めています。ストーリー的にも、ゲーム的にも、結構重めなのもあり、まとまった時間をとってプレイしないといけないのが難点といえば難点でしょうか。息抜きにちょっとやるか、とはなりにくいですね。なかなか先に進めなくてもどかしいです。

 

【PS4】DEATH STRANDING

【PS4】DEATH STRANDING

  • 発売日: 2019/11/08
  • メディア: Video Game
 

 

 ※ 以下、ネタバレを含みますのでご注意下さい。

 

 エピソード 1 ブリジッド ~ エピソード 2 アメリ  冒頭まで。

 

 隔離病棟にいるアメリ 大統領に荷物を運ぶところから再開。隔離病棟がどこにあるか分からず、しばらくウロウロしてしまいました。今いるブリッジズの施設とは別の建物みたいですね。前回文句を言っていた直線経路に沿ってルートが表示される件についてですが、自分で任意の地点に中継ポイントをマーカーとして設定することで自由にルートを設定可能なことがここで判明、良かった。さっそくマップ上でポチポチとマーカーを設定して隔離病棟へ GO。

 

 同じ都市の中なので、目的地となる隔離病棟は比較的近くにありました。ここで、ダイハードマンと呼ばれる友人?と 10 年ぶりの再会を果たしつつ、大統領がサムの養母、ブリジッド・ストランドであることが明かされます。彼女について、さらっと「アメリカ最後の女性大統領」と評されますが、現実世界で女性が大統領に選出されたという事実がないので、結構ぶっこんだ設定な気がします……。そもそも残されている都市のテクノロジーの発展具合を考えると、舞台は近未来なのかな?ストランドというのは「絆」を意味する言葉のようで、今後の物語の軸になっていきそうです。養母と再会を果たすも、彼女は癌に癌に侵されており、サムにアメリカの再建の遺志を託し亡くなります。サム自身はアメリカの再建に否定的なようですが、遺体は放って置いたら変異するので、互いの主義主張など考える暇もなく、ブリジットの遺体を焼却所まで運ぶこととなります。登場人物、それも主人公の養母でアメリカ大統領である人物の死というドラマティックな展開がここまであっけなく処理される展開はなかなか無い気がします(雑に扱われている訳ではないです)。

 

 この遺体を運ぶのがなかなか曲者で、まず見た目がリアル。遺体袋入った遺体をそのまま運ぶわけですけれども、もう見た目からして遺体と分かりますし、しかもそれがサムの養母だというのだから終始なんとも言えない気分になります。その遺体袋を、背中に背負った荷物用のコンテナの上に、サムと背中合わせになるように座らせるのですから、主人公の背後視点から操作するプレイヤー目線では常に向かい合わせに目に入るようになっていて、もう……。またゲーム的にも厄介で、遺体を運ぶ際には、その形状の特殊さ故か、バランスを崩しやすいようです(この注釈が入るってことは今後も遺体を運ぶ仕事があるってことですよね……)。少し曲がろうとするだけですぐ左右にバランスを崩すので、すぐ傾いた反対の方向にふんばって(L2,R2)体勢を立て直さなければなりません。最初要領がなかなかつかめなかったのですが、体勢を立て直すまでボタンを押し続ける(ふんばり続ける)必要があるみたいですね。そうしないとすぐ転んでしまいます。操作に混乱したら立ち止まってしまった方が良さそうです。立ち止まればそれ以上バランスを崩しませんから。転んだときの荷物の劣化についてですが、一度転ぶごとに 8% くらいだったかな?減少するみたいです(厳密な数字ではないですし、荷物によっても変化するかもしれません)。なので、荷物の状態を気にせずに突っ走る、というのは現実的ではなさそうです。わざわざ検証する気にはなりませんんが、劣化率が 100% になったら運搬は失敗扱いになるのでしょうか。また、遺体が変異するまでの期限は 48 時間だそうです。こちらも検証する気にはなりませんが、時間切れを起こすとゲームオーバーになるのかな?この辺りで周囲のスキャン機能(R1)が開放され、周囲の安全に進める地点、転びやすい地点を分かりやすく表示してくれるのでバンバン使っていきます。焼却所自体は都市から離れた山の中にあるため、地図とにらめっこしながら、ここなら起伏が少なくて通れそうかな、とか考えながら経路を構築してマーカーを付けて進んでいきます。これがなかなかに楽しいです。道中はしごなんかも見つけ、あれが事前情報にあった他のプレイヤーの建造物を利用することができるってやつかな?と思いましたが、序盤も序盤ということで、今回は徒歩で焼却所まで向かいました。それから、フィールド上では特定のポイントで虫や植物などの採取ができるようです。おそらくプロローグで出てきた芋虫状の食用虫だと思うのですが、植物に群がって飛んでいるので手でつかみ取ることができます。タイム・フォールへの耐性がつくとかムービーで話していたので、食べるとステータスの上昇や回復の効果がありそう?他に見つけた植物は採取に専用の道具が必要ということで、現時点では採取できませんでした。

 

 焼却所に無事到着し、焼却も終えたサムですが、カイラリウム濃度の上昇によるタイム・フォールの発生に加え、BT に囲まれピンチの状態に。ここでやっと BB が BT を探知する機能を持っていることが判明します。BB と人とを接続することにより、 BT が近くにいる場合にその方向を探知できるとともに、BT が間近に迫った場合に泣き声を上げるよう。この泣き声を上げる際に、BB の体力ゲージと思われるものが減少していくので、素早く BT の側を抜けないといけないのかな?BB は川などで水に使ったときにも泣き声をあげるので、川を無理やり横切るのも控えたほうが良さそうです(このゲージは都市などの安全地帯で少しずつ回復している気がします)また、BT が近くにいる際は、しゃがんだり、息を止めたり(R1 長押し)して静かに進んでいく必要があります。プロローグ冒頭のムービーでもそうでしたが、こちらから BT が見えないように、BT 側からもこちらが見えておらず、主に聴覚によって判断しているのかな?そんなこんなで、キャピタル・ノットシティまで戻ってきましたが、このゲーム、目的地が見えてきたときの、遠景が一望できるカメラワークと挿入される BGM の雰囲気が最高ですね。一歩一歩安全な地形を確認しながら進む作業と相まって、やっと到着した!という感動が味わえます。

 

 キャピタル・ノットシティに到着して、エピソード 1 終了。エピソード 2 冒頭でのムービーで、ブリジッドの娘アメリが大統領を継ぐこと、サムにアメリカ再建の手助けをしてほしいこと、テロリスト集団ディメンズ(破壊分離主義者)によりエッジ・ノットシティから出られない状態のアメリの本体を回収してほしい、ということが語られたところで一旦終了。ブリッジズは bridges なのかな?ブリジッド、アメリを筆頭に、ブリッジズはアメリカ再建を目指しているようですが、この荒廃した世界でアメリカの再建がどの程度の意味を持つのかがいまいち分かってこないな、というのがストーリーに対する現状の感想です。同じ志を持った人達が力を合わせること自体は意味はあるでしょうけど、その集団が大規模になり、人が増えればそれだけリスクがある訳で……、それを御するだけの技術や国家としての意識がこの世界、そしてそこに住む人々の中に残っているのか?というのが疑問。一方、人や組織との繋がりを拒否するサムが唯一つながっているのが今回活躍した BB だ、という下りは印象的で、BB が今後どう物語に関わってくるかは楽しみです。それから BB と接続された時に見る BB の記憶?も重要そうですね。パパ?研究者?らしいマッツ・ミケルセンが映っていて、登場が楽しみで仕方がないです。ところで、BB って実際のところ何なんでしょうね?実際の赤ん坊が素体になっているのか、それとも人工物なのか。あとは、サムがいつも身につけているお守り?ドリーム・キャッチャーもキーアイテムになってきそうでしょうか。ゲームとして難点を上げるとすれば、情報量がとにかく多い!そしてムービーが多い!ストーリーも気になるけど、もっと荷物運びさせてくれ~となります

 

クリアした依頼
[依頼 No. 2] 隔離病棟へ処方薬を届ける(評価 S)
[依頼 No. 3] 大統領の遺体を密かに焼却せよ(評価 S)

現在のグレード:ブリッジリンク 0、速度 0、数量 3、サービス 6安全性 2配達人グレードは 11(新人配達人)

現時点での総プレイ時間:約 2 時間 20 分

獲得トロフィー
アメリカを再建して(”エピソード 01:ブリジッド”をクリア)