炬燵の中でゲーム三昧

ゲームのプレイ雑記やあれこれ

DEATH STRANDING その9

 滅茶苦茶久しぶりの『DEATH STRANDING』。前回、エピソード 2 の終わりまで進めたのだけど、このゲーム、エピソードの境目で長めのムービーシーンが入るんですよね。まとまった時間がとれなくてなかなか進められず(FF14 熱が来てるのが最大の原因なのは間違いないんですが)。今回の進捗もほとんどムービー分。これまでブリッジズの中で話が閉じていたのが、別勢力も本格的に登場してきて、物語として面白くなってきた気がします。

 

【PS4】DEATH STRANDING

【PS4】DEATH STRANDING

  • 発売日: 2019/11/08
  • メディア: Video Game
 

 

 ※ 以下、ネタバレがありますので、ご注意ください。

 

 エピソード 3 フラジャイル 冒頭

 ポート・ノットシティに到着後、ヒッグスにけしかけられた大型 BT を倒したところから再開。今度こそ、船で湖を渡ってレイク・ノットシティへ。このとき、船を出してくれたのがフラジャイル・エクスプレス。プロローグに登場したフラジャイルがまとめる配送組織のようです。諸々の話をまとめると、ヒッグスはテロリスト集団の分離過激派で、BT を操る能力を持っていることからおそらく DOOMS レベル 7 以上。レベル 3 のサムとは文字通りレベルが違うわけで、持っている能力も段違いになりそうです。レイク・ノットシティの西にはエッジ・ノットシティとサウス・ノットシティがあり、KNOT をつなげていく予定だったのですが、ヒッグス率いるテロリスト集団により、半壊あるいは全壊状態にされ、現状はほぼ機能停止。そのため、KNOT をつなげていくためには孤立主義者たち(プレッパーズ)の協力を求める必要があるよう。明確な敵対関係にあるヒッグスたちよりは話が通じるでしょうが、繋がりを求めるブリッジズと真っ向から対立する思想を持つ人たちなので、どう協力関係を築いていくかが楽しみです。また、ヒッグスはもともとフラジャイル・エクスプレスと協力関係にあったらしいのですが、フラジャイル・エクスプレスの独占市場だったエッジ・ノットシティ、サウス・ノットシティを壊され、組織もまた壊滅状態となったたことにより敵対関係に。フラジャイルの身体がタイム・フォールに侵された原因もヒッグスにあるようで、フラジャイルはヒッグスへの復讐心から、利害関係の一致で現状はブリッジズと協力態勢を取っているようです(フラジャイルがクリプトビオシスをやたら人に勧めたり、自分でも食したりしているのは、身体がタイム・フォールに侵されているからなのかな?プロローグでクリプトビオシスがタイム・フォールへの耐性をつける効果があると言っていたような気がする)。その縁もあり、エピソード 3 からはフラジャイルジャンプの機能が使えるようになりました。フラジャイルの能力であるビーチを介した移動を利用して、カイラル通信範囲であれば、瞬間移動ができるよう。船で移動してきたのでしばらく湖の東側には戻れないかと心配していたけれど、一安心です。ただ、持っている荷物は自動的にプライベート・ボックスにしまわれてしまうので注意(でないと、荷物の配送というゲーム部分の面白味がなくなってしまいますもんね……)。結局のところ、ヒッグスやテロ組織の目的ってなんなんでしょう。

 組織単位での話の軸とは別に、アメリとサムの関係性についても少しずつ触れられていて、元々サムが少年時代にビーチで知り合ったっぽい?アメリがいつも身につけている存在感のあるネックレスも、キープ(「結び目」という意味)といってサムが作って贈ったものだそうです。少年期は友人としてアメリと親しくしていたサムが、現在では人との付き合いを忌避するようになったのはなぜかも今後語られていくのでしょうか。サムが、アメリに対し、ビーチを介して戻ってこられないのかと問いかけていましたが、カイラル通信範囲でなければ駄目なようで。アメリはずっとビーチで過ごしている(いた?)ことから、見た目の年齢に変化がないことはプロローグ 1 辺りで語られていましたが、アメリは現実での身体がない、あるいは仮死のような状態なのでしょうか。言われてみると、ビーチを介して話はできるのに、戻ってこられないのは不思議な気もしますが(普段からビーチで過ごしているなら、ビーチに存在する精神は身体の有無や居場所に依存しない気がするのでなおさら)、フラジャイルジャンプもカイラル通信範囲内に限るようですし、ビーチの利用にもある程度制約は感じなのかな。

 DOCUMENT ちらちら読んでいるのだけど、死生観とか、小難しい哲学的な話がちょこちょこ出てきて割と読み飛ばしてしまっている……。ちゃんと理解すれば、ストーリーもより楽しめそうだけど。他人からの「いいね」(承認)や恐怖体験から得られる快感に関する話は、ゲーム内世界の話ではあるんだけど、画面の外側のプレイヤーに対しても語りかけていることでもあるんだろうなぁ。サムはずっとブリッジズから Qpid の担い手としてずっと行方を捜索されていたようだ(DOCUMENT 参照)し、ブリッジズと契約する前からフラジャイルにも目をつけられていた(プロローグ)し、伝説のポーターと呼ばれるだけあるんだなぁ(ゲームの操作キャラとしては貧弱な部類に入ると思うので、あまり実感ないですが)。あと、DOCUMENT を読むと、プロローグで死んでしまった死体処理係のイゴールとその兄の手記が会って、互いを大切にしていることが伝わってきて辛い……。

 最後に現在の状況をメモ。

クリアした依頼
[依頼 No. 18] レイク・ノットシティ[K4]へ支援物資を配送せよ(評価 S)

現在のグレードブリッジリンク 18、速度 4、数量 21、サービス 32安全性 12配達人グレード 87ムーバー

現在の総プレイ時間:約 14 時間

獲得トロフィー
なし