炬燵の中でゲーム三昧

ゲームのプレイ雑記やあれこれ

いけにえと雪のセツナ ひとくち感想

いけにえと雪のセツナ』 

いけにえと雪のセツナ - PS4

いけにえと雪のセツナ - PS4

  • 発売日: 2016/02/18
  • メディア: Video Game
 

 

 進行度としてはおそらくラストダンジョン前、プレイ時間 10 時間ちょっとで、あと少しでクリアというところですが、クリアを断念。ラストダンジョン前までプレイしているように、決してつまらないという訳ではないです。往年の RPG を目指すというコンセプトは理解できますし、切なさを感じさせる世界観と雰囲気、BGM はとても良かったです。良くも悪くも淡々と話が進んでいくので、サクサクとゲームが進められるのも良かった。

 ただ、面白くもないというのが問題で……。ゲーム全体として非常に薄く、途中で挟まれるエピソードも、キャラクターもいまいち印象に残らないんですよね。ストーリーに関して、大筋は好きなんですが、伏線や掘り下げがないまま唐突にエピソードが挟まれるので、話が薄っぺらく、ご都合主義的に思えます。ゲームシステムはクロノトリガーのアクティブタイムバトルがベースになっているので、攻撃のタイミングや連携を考えるのが楽しくはあるのですが、序盤で手に入るスキルや連携技が強く、全体的に大味なゲームバランスになっていて、せっかくのゲームシステムが生かしきれていないように感じられたのが残念。

 盛り上がりも盛り下がりもない無味無臭なゲームで、あえてこのゲームをプレイする必要はないなぁという気持ちが強くなってしまって……。雰囲気はかなり好みで、個々の要素には惹かれるものも多かったので残念。