炬燵の中でゲーム三昧

ゲームのプレイ雑記やあれこれ

2021年ゲーム振り返り

 2021 年、というか昨年の暮れくらいからプレイしたゲームについてつらつらと。 FF14 とモンハンライズの印象が強い一年だったなぁ。 特に FF14 は新生編から暁月編まで 5 パッケージ分プレイしたので、一年通してずっと FF14 をプレイしていた気がします。 ちょうど 12 月に暁月のフィナーレが発売したところなので、今後もアップデートに合わせてまったりプレイしていく予定。 来年には、モンハンライズの拡張パッケージも発売されるので、来年もなんだかんだ FF14 とモンハンライズ漬けになりそう。

 

ファイナルファンタジーXIV(ストーリークリア・プレイ中)

 昨年の暮れからはじめて、新生編から最新パッケージの暁月編まで走ったので、ダントツでプレイ時間が長い。 オンラインゲームとかまともに遊んだのは RED STONE くらいだったけれど、こんなにハマるとは思っていなかった。 まずなによりストーリーが良いし、コンテンツも充実しているので、面白いしやることが付きない。 先日発売された暁月編も、これまでのストーリーの集大成という感じで非常に楽しめました。 時間をごっそり持っていかれるのが難点といえば難点。

DEATH STRANDING(クリア)

 配達するだけなのにすごく楽しい。 どの荷物を、どのルートで運ぶか考えているだけで時間が過ぎていく。 まぁ、小島監督のゲームらしく、ムービーが長くてストーリーも独特の外連味があるのでちょっと苦手なのだけど、なんだかんだクリアするまでプレイできたので満足。

大正×対称アリス all in one(クリア)

 様々なおとぎ話をモチーフにした乙女ゲーム乙女ゲームであることを逆手に取ったストーリーが秀逸(エピローグがややくどいけれど)。 攻略対象も魅力的で良かった。 個人的にはかぐやが好き。 ストーリーも主人公もアクが強いのでものすごく好みが分かれそう。 OP ムービーが良くて、毎回視てしまう。

大正×対称アリス HEADS & TAILS(学園編以外はクリア)

 大正×対称アリスの FD。 猟師・狼編と本編の後日談は良かったけど、学園編は早々に飽きて投げてしまった。

幻奏喫茶アンシャンテ(クリア)

 人×人外をテーマにした乙女ゲーム。 タイトルやパッケージのほのぼのとした雰囲気に反して、本編はシリアスめ。 サブキャラクターも含め、どのキャラクターも性格や背景、他キャラクターとの関係性がしっかりと練り込まれていて、とても魅力的。 キャラクターたちが賑やかにしている日常シーンを見ているのが一番楽しいかもしれない。 シナリオなら凛堂、キャラクターならイルが好き。 特に凛堂ルートは、人と人間の違いとか、人外ものとしてしっかりシナリオが作られていて良い。

幻想マネージュ(未クリア)

 魔女狩りとか魔法とか、題材は良いのにストーリーやキャラクターの描写があっさりとしていてそれが生かしきれてない感じ。 4 ルートクリアしたところで挫折。

DAYS GONE(クリア)

 フリーカー(ゾンビのようなもの)によって崩壊した世界を舞台としたオープンワールドゲーム。 崩壊後の世界を生き抜くキャラクターたちの生き様が丁寧に描いたストーリーがとても良かった。 各地に点在するキャンプからの依頼をこなしながら、少しずつ世界が広がっていって、できることが増え、ストーリーも核心に近づいていく……と、プレイしていて飽きさせない作りになっていて最後まで楽しめた。

蛇香のライラ Allure of MUSK(クリア)

 キャラクターが良いのだけど、主人公が合わなくてハマりきれなかったゲーム。 官能を一つのテーマにしていて、実際かなり攻めてはいるのだけど、全年齢ゲームなので煮えきらなかった感。 R18 で作れば良かったのに……と今でも思っている。 そもそもエロ要素が欲しければ R18 ゲームをプレイするし、全年齢ゲームにエロは求めていないなとクリア後に気がついた(本末転倒が過ぎる)。

CRYSTAR(クリア)

 陰鬱な世界観と少女たちの儚げな雰囲気が魅力なゲーム。 ストーリーの評価が高いゲームだけど、そこまで刺さらなかった。 序盤から中盤にかけて少女たちの葛藤を軸にしていたのに、真エンドですべて悪魔の所為でしたとなる(ネタバレ反転)のが個人的には不満。 なんだかんだ全エンドコンプするくらいには楽しめた。 酷評されているアクション部分については、期待していなかったからかそこまで不満はなかった。 Sakuzyo 氏による BGM は今でもリピートするくらい好きです。

片恋コントラスト(クリア)

 三角関係をテーマにした学園もの。 思春期独特の未熟さやそこからの成長を丁寧に描いたシナリオが秀逸。 主人公の悩みや葛藤が等身大で、応援したくなってしまう。 キャラクターなら樫永と桐阪、シナリオなら楡居が好き。

DETROID: BECOME HUMAN(クリア)

 アンドロイドの在り方を描いた SF。 リアルなグラフィックと、選択肢によって細かく分岐するストーリーが良かった。 周回がしにくいのが難点だけど、自分で選び取った結末に対して大きな満足感があって、別の結末を見るために周回しようとはならなかったので、ちょうど良かったかな。 私は融和ルートを選んだけれど、主役の 3 人には幸せになって欲しい。 プレイした人の数だけ違った感想があって面白い。 個人的に、同メーカー制作の「Heavy Rain」が好き。 DETROID は万人受けする感じのストーリーだけど、Heavy Rain はやや尖っているかな。

Tlicolity Eyes -twinkle showtime-(クリア)

 主人公が異性をトリコにする能力を持っている、というトンデモ設定な恋愛コメディ。 軽い気持ちでプレイしたら、思いのほか良かった。 ボリュームも少なめだし、シナリオもあっさりめではあるのだけど、キャラクターの悩みや恋愛関係になるまでの過程がしっかり描かれていて好きな作品。

OPUS 地球計画(クリア)

 人類の存続のため、広大な宇宙の中で地球を見つけ出すゲーム。 小粒ながら、テーマ性がはっきりとしていて、それに沿ってしっかりと描きたいことを描き切っている良作。 グラフィックや音楽も美しく、雰囲気が魅力的。

OPUS 魂の架け橋(クリア)

 「OPUS 地球計画」の続編。 システムが洗練されて、前作よりもボリュームアップ……したのだけど、煩雑な部分や冗長な部分が多くなり、物語の軸がややぶれていた印象。

モンスターハンターライズ(ストーリークリア・プレイ中)

 今年一番楽しみにしていたゲーム。 これまでのシリーズ同様、武器を強化してモンスターに挑むのが楽しく、延々とプレイしてしまう。 シリーズを重ねるごとにシステム面が洗練されて便利になっているのも良い(昔の不便さが懐かしくもあるけれど)。 FF14 に押されてプレイ時間が減ってしまったけど、それでも 150 時間以上遊んでいる。 来年発売予定の拡張も楽しみ。

ヘッドライナー:ノヴィニュース(クリア)

 新聞社の編集長になり、新聞記事を通して世論を操作するという、なかなか皮肉の効いたゲーム。 コンセプトは面白いのだけど、システム面、操作面がこなれていなくて、2 周ほどクリアして満足してしまった。

いにしえと雪のセツナ(未クリア)

 往年の古き良き RPG を目指した作品。 バトルシステムとか、「クロノトリガー」を意識しているのが随所で感じられる。 決して面白くないわけではないのだけど、ストーリーが淡白だったり、システム部分も古き良きを踏襲してしまって不便だったりで、「これをプレイするくらいならクロノトリガーをプレイしたら良くない?」となってしまった、残念。

ZERO ESCAPE 9人9時間9の扉(クリア)

 脱出ゲーム+ノベルアドベンチャー。 随所に伏線をきかせたストーリーが秀逸で、終盤の展開の熱さには手に汗にぎる。 脱出ゲーム部分もうまくストーリー中に組み込みながら、ストーリーの進行を邪魔しない程度の難易度でちょうど良かった。 序盤のミステリーっぽい展開から、終盤 SF、オカルトなんでもありな展開になる(ネタバレ反転)のは好みが分かれるかも。

スプラトゥーン2(プレイ中)

 ローラー楽しい。 最近遊べていないので久しぶりにプレイするか。

ZERO ESCAPE 善人シボウデス(未クリア)

 「9人9時間9の扉」とセットのダブルパックを購入したので続けてプレイしたのだけど、なかなか話が盛り上がらず飽きてしまった。 「9人9時間9の扉」もそうだったけど、シリアスな場面で変なギャグ入れるのはライターさんの癖なのかな……。 ただでさえ面白くない会話シーンにギャグ挟まれて白けてしまった感。 脱出ゲーム部分は程よい難易度で面白かったです。

アナザーコード 2つの記憶(クリア)

 DS 初期に発売されたミステリーゲーム。 DS の機能を使った謎解きが特徴。 誰もいなくなった孤島の洋館を舞台として、主人公アシュリーの父の行方、そして洋館の過去という二つの謎を追っていくストーリーとなっていて、テキスト量こそ少ないものの、上質なミステリー小説のような読後感。 そしてアシュリーが可愛い。

ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス(サービス開始時点のストーリークリア)

 FF14 にハマった流れで別のオンラインゲームもプレイしてみようと、新規サービス開始になった PSO2:NGS をプレイ。 一応サービス開始当初に実装されたストーリーは一通りクリア。 アクションの操作感は悪くなかったのだけど、サービス開始直後とはいえ圧倒的にコンテンツが少ない。 ストーリーも毒にも薬にもならない感じでほとんど印象に残ってないなぁ(FF14 のストーリーが濃すぎるのかも)。

ゴーストオブツシマ(未クリア)

 元寇をモチーフにした海外産和風オープンワールドゲーム。 色彩豊かな和の風景がとにかく美しい。 アクションは歯ごたえがあって楽しい。 一方で、フィールドやクエストが単調で、サブクエストを埋めてからメインクエストを進めようとしているうちに飽きてしまった。

わるい王様とりっぱな勇者(未クリア)

 同制作チームによる「嘘つき姫と盲目王子」が面白かったのでこちらも購入。 絵本のようなグラフィックと心暖まる優しいストーリーは健在。 一方で、横スクロールアクションから RPG にジャンルが変わったことで、ゲームの単調さと作業感が強くなり挫折。 BGM と、志方あきこさんのテーマ曲は至高。

ヒューマン・リソース・マシーン(全ステージクリア・プレイ中)

 プログラミングをベースにしたパズルゲーム。 プログラムを組み立て、お題をクリアしていく。 自分が組んだプログラムがちびキャラの動きで再現されるのが見ていて楽しい。 全ステージクリアするだけなら難易度はそこそこだが、プログラムの効率化目標を達成しようとするとなかなか難しく、やりごたえがあってついつい熱中してしまう。 系統としては、SpaceChem などが近いか。

Diablo3(プレイ中)

 黙々とトレハンするのが楽しい。 とりあえず 1 周クリアしたい。

Forager(未クリア)

 資源を集めてモノを作り、自動化していく放置系のサバイバルゲーム。 少しずつ島を発展させていくのは楽しいが、達成感より作業感が勝ってしまい挫折。

ムーンライター(未クリア)

 ローグライクアクションと店経営を組み合わせたゲーム。 ダンジョンに潜って敵を倒し、ドロップアイテムを集めて店で売り、お金を貯めて装備を整える。 この繰り返しが楽しい。 ただ、ゲームバランスが大味で、ゲームを進めていってもやることが代わり映えせず単調。

アンリアルライフ(クリア)

 ドット絵が美しい謎解きアドベンチャーゲーム。 幻想的な青の世界を探索しながら、失った記憶を取り戻していく。 主人公のハルはモノの記憶を読み取る能力を持っており、それを使って謎を解いていく。 独特の世界観と優しいストーリーが魅力。

チルドレン・オブ・モルタ(プレイ中)

 ローグライクアクション RPG。 美しく繊細なドット絵と、家族の物語が魅力。 ゲーム部分は、ローグライク要素よりも RPG 要素が強めかも? 何度もダンジョンに潜ってお金を貯め、少しずつキャラクターを強化してダンジョンを踏破していく。 回復手段が少ないので、被弾しないような立ち回りが重要な気がする。

オランピアソワレ(未クリア)

 シナリオが合わず、2 時間ほどで挫折。 物語やキャラクターに愛着を持つ前にひたすら世界観の説明と主人公のモノローグが続くのが苦痛で……。 日本の国生み神話をモチーフとした独特な世界観なので、説明が必要なのも分かるけれど。 主人公がその場の感情に任せて行動するタイプで、キャラクターや物語の軸がぶれているように思えたのも合わなかったかな。 あと、主人公の白(身分制度の階級トップ)という圧倒的強者の立場から、下々の者たちを憐れむ所作(そしてそれを絶賛する周囲という構図)がちょっと受け入れ難かった……。 雰囲気は良かったので、この作品が悪いと言うよりは私の感性が合わなかった。 CV: 松岡禎丞の朱砂が気になっていただけに残念。

DAIROKU AYAKASHIMORI(白月ルートを除いてクリア)

 めちゃくちゃ良かった……! 世間の評価はどちらかと言うと否よりの賛否両論で心配していたのだけど、これまでにプレイした乙女ゲームの中で一、二を争うくらい好き。 妖を題材としたファンタジーな設定に反して、恋愛描写はリアルよりで、キャラクターや恋愛過程が丁寧に描かれているのが良い。 比良が好き。 好きすぎて、他キャラのルートでも比良が登場するたびテンションが上っていた。 白月ルートだけ合わなくて飛ばしてしまったけど、気が向いたときにプレイしたい。
 他に人外を題材とした乙女ゲームだと、幻奏喫茶アンシャンテもあるけれど系統はかなり違う。 アンシャンテにおいて「人外」は恋愛における障害としての役割が強いように感じるけれど、こちらは「人と妖とが関係を築いていくこと」にフォーカスを当てている感じ。

 

 プレイしたゲームは合計で 32 本、そのうち一応でもクリアしたと言えるものが 21 本。 積みゲーが数え切れないほどあるので、来年もぼちぼちプレイしていきたいところです。