炬燵の中でゲーム三昧

ゲームのプレイ雑記やあれこれ

ZERO ESCAPE 9時間9人9の扉 その4

 『ZERO ESCAPE 9時間9人9の扉』、だんだん物語の核心に近づいていっている感じがして、とても先が気になります。

 

 

 ※ 以下、ネタバレを含みますので、ご注意ください。

 

 4 周目クリア、END「ゼロの敗北」

 

 今回は、BAD END「ナイフ」を回避するために、1 回目の分岐で 5 の扉、2 回目の分岐で 8 の扉、3 回目の分岐で 6 の扉を選択。フラグを立てることで新しいエピソードが開放されるらしく、以前選択した 6 の扉ルートでも見たことのないシーンが挟まれます。

 6 の扉クリア後、いなくなった四葉を手分けして捜索するところまでは同じですが、前回は発見できなかった四葉を 1 等船室で発見することができました。……既に殺された後でしたが。四葉の手に握られたメモをヒントに 1 等船室の金庫を開くと、ゼロからのメッセージが納められており、ノナリーゲームが 9 年前に行われたこと、その首謀者がクレイドル製薬の CEO を含む 4 人の人物だということ、バングルナンバー 2 番の人物(ニルス)が前回のゲームの参加者であることとのこと。6 の扉のルートで、一宮がクレイドル製薬の社長だという情報が出ているので、彼が前回のゲームの主催者側の人間であったことがここで明らかになります。

その後、本性を表した一宮が拳銃で脅して八代とともに 9 の扉へ。淳平は茜をサンタに託し、セブンと、棺桶の中に閉じ込められていたニルスとともにもう一方の 9 の扉から一宮を追いかけます。一宮に追いつくことはできましたが、そこは焼却炉の中。焼却炉起動までのカウントダウンが始まる中、一宮は自分一人だけ脱出しようと残りのメンバーに拳銃を向けますが、一宮の自分が四葉を殺したという告白に激高したニルスが一宮を道連れにして焼却炉の中で死亡。淳平は茜の元へ戻るも、ゼロからゼロ自身の敗北を宣言され、眠らされたところで END「ゼロの敗北」に到達。

 

 4 周目にして、かなり多くの情報が出てきましたけど、あと一歩真相に届かない感じです。6 の扉ルートで、新たにサンタの妹が 9 年前に殺されていることが判明。おそらく 9 年前の実験絡みだと思われます。さらに、「emergence は emergency の中から生まれる」という台詞から、今回のノナリーゲームに関わっていることが濃厚に(確か、「潜水艇」ルートの監禁部屋の謎解きに同じような言葉が使われていたはず)。と同時に、船長室の男が持っていた 0 のバングルが実際には 6 のバングルだったことが判明したので、茜も怪しいんですよね。これ茜が死んだと思われていたサンタの妹だったとかじゃないですよね……、9 回目の実験の影響とか何か超常的な力で互いの記憶が失われているとか。サンタって周りに関心がなさそうな割に茜に関しては結構気に掛けている感じがあるんですよね。

 それからもう一つ重要そうなのが、あちこちのルートで言及されている「情報の伝搬」について。ざっくりと、直接的な繋がりがなくても何らかの方法で情報が伝搬されているんじゃないかという話なのだけど、どうも 9 年前の実験に大きく関わっていそうな感じです。