炬燵の中でゲーム三昧

ゲームのプレイ雑記やあれこれ

いけにえと雪のセツナ その1

 PS4 版『いけにえと雪のセツナ』、プレイ開始しました。おそらくクロノ・トリガーFF5 辺りを意識した古き良き RPG という感じで、冒頭 30 分ほどをプレイした第一印象は良さげです。往年の RPG の 2D ドット絵をそのまま 3D ポリゴンに落とし込んだようなイラスト調のグラフィックは、近年の大作ゲームのようなリアルさや表現の豊かさはないものの、雪がしんしんと降り積もる切なさを感じさせる世界観とマッチしていて良い雰囲気を出しています。また、BGM のクオリティが高く、ピアノ調の音楽が切なさを更に感じさせて良い感じです。

 バトルは、クロノ・トリガーのようなアクションタイムバトル(ATBATB ゲージがたまると攻撃などの行動ができます。ATB ゲージがたまった状態で待機すると SP をためることができ、SP がたまった状態で攻撃などのコマンドを実行する際、タイミング良く □ ボタンを押すと、このゲーム独自のシステムである「刹那システム」が発動、追加効果が発生します。この辺り、すぐに行動するか、SP をためるかの駆け引きがあって面白そうです。あと、バトル中にモンスターがランダムで移動するので、位置関係も大事になってきそう。仲間がまだいないのでまだ実際に試せていないですが、仲間との連携もあるようです。この辺りのバトルシステム周りもかなりクロノ・トリガーを意識している感じがあります。

 

いけにえと雪のセツナ - PS4

いけにえと雪のセツナ - PS4

  • 発売日: 2016/02/18
  • メディア: Video Game
 

 

 ※ 以下、ネタバレを含みますので、ご注意下さい。

 

 主人公エンド(名前変更可能)は傭兵。ゲームを開始すると、チュートリアルが開始され、同じく傭兵であるキトから戦闘の基本について教えてもらうことができます。チュートリアルの最後にはボス戦がありますが、全体的に戦闘難易度は高め、というより昔の RPG 意識したレベルデザインになっている気がします(チュートリアルだしなんとかなるだろうと回復アイテムを使わずにいたら、一戦目は普通に死にました)。

 チュートリアルを終えると、謎の男から、本島から少し離れた島にあるモル村に住む少女を殺す依頼を受けることになります。少女は、10 年に一度、荒ぶる魔物を鎮めるために最果てに旅立つ使命を負ったいけにえ。なんとも怪しげな依頼ですが、モル村に赴き少女を探すことに、といった導入となっています。

 なんというか、直前までプレイしていた DEATH STRANDING の情報、演出過多に少し胸焼け気味だったので、シンプルながらもゲームらしいゲームですごくほっとします。ストーリーは、今のところ、傭兵として生きてきた主人公エンドが、いけにえである少女と出会って変わっていく話かなぁと、良く言えば王道、悪く言えばありきたりな物語なのかなといった感じです。大作ゲームを期待してプレイすると肩透かしをくらうように思いますが、昔から RPG とかをプレイしていた人には刺さるゲームなんじゃないかなと思います。あまり評価の高くないゲームだということを承知の上でプレイしているので期待値低めからのスタートなのもありますが、今のところ好きな感じです。

 

獲得トロフィー
・新たなる導き(キトと会った)
・招かれざる客(ライシンと会った)